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パーツの可動域(脚〜足)

パーツの可動域もついに最後です。
前回、前屈ができないのは股関節が硬いからと書きました。なのでさっそく股関節の可動域。


前屈する時はこの股関節と腰骨の動きを足してみればいいわけです。
どちらも柔軟に動く方はほぼ180度前に倒せる。顔がぴったり膝にくっついたりできるんです。
ちなみに私も寝転がってやってみたら、無理だわ〜 100度くらいしか曲がらんわ〜
ミクロマンでやってみたら改造無しで120度くらいだったので、優秀だわ〜


腕の付け根部分の肩関節もそうですが、股関節も可動がとても大きい。
胴体である体幹部分はそれほど大きな動きはしませんが、そこから伸びている手足はとても大きく動く。
何かに似てるな〜と思ったら、「でんでん太鼓」に似てますな。

手足の動きは目立つので、動作を表現するのにとりあえず手足を動かしときゃいいかとつい思いがちになってしまうのも無理はない。
3頭身以下のキャラなら手足の動きだけでもまあ十分だと思いますが。
他に股関節の動きは以下のとおり。
 左右に動かす  膝下を捻る

左右に動かすのはわかるとして、膝下を捻る動きは膝関節じゃないの?と思ってしまうかもしれませんが、そうではないのです。
わかりづらいのでふとももにオレンジと青のラインを入れてみました。股関節をひねることでこの動きができるのです。
ペタンと座る女の子座りも股関節の柔軟さでできるのですね。

いやしかし、ちょっと待て。
前屈はわかったが、これじゃY字バランスとか180度開脚ができる人はどーなってるんだ!という事になっちゃいますね。
う〜ん実は骨盤のところではしょっちゃいましたけど、骨盤には「仙腸関節」という関節があるんです。関節というからに多少なりとも動きがあるわけです。

ただこの関節は普通に歩いたり走ったり程度では動かないんですね。それこそ開脚でもしない事には動くところではない。
余程非日常的なポーズでない限りこの可動域を超えることはあまり無いでしょう。
(*まれに「二重関節」を持つ人もいる。有名なバレリーナの方とか、中国雑技団の方とか、びっくり人間に出てくるタコ人間みたいな人とか)

 膝の曲げ伸ばし


膝関節は後ろにしか曲がらない。
曲げた体勢から伸ばすときにわずかに外旋するそうだけど、見た目にはわからない。

膝の前面には「膝蓋骨(しつがいこつ)」という所謂「膝の皿」があって、これが膝を真直ぐにするよう整えているので、前面には屈折しないようにできている。

ん?これじゃ正座ができない?
そこはやはり股関節が働いて正座ができるようになるんですね〜。

膝の皿は骨なんだけど、大腿骨や下肢骨に繋がってはいません。
大腿四頭筋腱に繋がっているので、レントゲンで骨だけ見ると、皿はポツンと浮いているように映る。
2〜6歳くらいまでに骨化してできあがるものだそうですので幼児の膝を曲げると前面にも少し曲がるかもしれません。
 足関節の動き


足首というのは足関節なわけです。膝から下は2本の骨からできています。
足首の外側と内側にあるでっぱり、所謂くるぶしはこの2本の骨の末端部の盛り上がりです。

内側は太い「
脛骨(けいこつ)」。外側は細くて長い「腓骨(ひこつ)」です。
外側の腓骨の方が長いので内返しのほうが可動が大きいわけです。

足の指の動きは股関節関係ないんで、自分の足を動かしてみればわかりやすいですね。
もっとも足の指は生物的な退化が顕れていて、小指の関節がくっついて一箇所しか曲がらなくなっている方も多くいるようです。

でも本来五指全部コの字に曲がるべきものです。
私の友人で三指(小指〜中指)がくの字にしか曲がらなくなってる人がいます。退化おそろしや。

モデルさんとかでなくとも脚がとても細い方がいらっしゃいますよね。
むくみを取ろうがダイエットしようが脚が細くならないっ!!という方。
ふとももはそうでもないけど膝から下が太い、足首が太いという方は、実はこの2本の骨構造が関係しているかもしれませんよ。


脛骨と腓骨の離れ具合に個人差があって、これによって脚の太さに違いがでることもあるらしい。
こうなるとダイエットとか関係なくて、むしろ整体関係。正しい姿勢で歩くというのも多少効果があるかもしれません。
・・・・・・しかし・・・・生まれつき・・・・・
なのかozr
これで体の各パーツがどれくらい動くのかわかりましたね。

個人差もありますから、もう少し可動が広い方もいらっしゃるでしょうが、タコ人間の異常な曲がり具合を見たら大概の人が怖がるように、常人の可動の範囲を超えたポーズ絵を描いても「骨折絵」と言われてしまいます。

特に激しい動きを描きたくなった時、可動範囲を超えていないか確かめてみましょう。


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