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(お暇だったら読んでね^^)
今回このgdgdコラムは本っ当にどうでもいい内容。
生物の進化の話。
皆さんは高等な地球外生命体(いわゆる宇宙人)の存在を信じますか?カビとか顕微鏡で見えるくらいの生物ならけっこういると思いますが、
人間くらい、又はもっと高等な生物は地球のほかに存在するのでしょうか。
「いると思う」と答える方のほうが多いかもしれませんね。私も以前は、地球に存在できたくらいだから何億もあると思われる惑星に誰もいないって事はないだろうと思っていました。
ただ地球の誕生から現在に至るまでの地球の状態と、そこに誕生してきた生命体の歴史を細かく検証していくと、何か奇跡の物語のようなんですね。
最初の生命体誕生はさほど難しいものではないらしい。酸素はなくてもいいし、海と熱さえあればいい。なんなら研究所の試験管のなかでも生命体は誕生させることはできる。
多少地球より寒かったり暑かったりしても、それなりの生物が生まれてくるんじゃないかと思えるかもしれませんが、地球とほぼ同じ大きさなのにちょっと太陽に近かった金星は?
太陽から少し遠ざかったけど地球より小さくて重力が小さいために大気がとどまれず、地球の1/3しかない火星。
微細な生物はいるかもしれませんが複雑で大型の生物へと進化してゆくためには膨大な時間が必要。その間に地球上ですら生命は何度となく絶滅しかけました。
始めの単細胞生命体(原核細胞)から次の段階の生命体(真核細胞)へと進化するのに15億年もかかってるなんて眩暈がしそう。
やがて光を受けてブドウ糖を自給自足できるクロロフィル(葉緑体)を持ったシアノバクテリアが出現しなければ、有機物を食い尽くして滅んでしまうところだった。
こいつが酸素を排出することで、地球には酸素が増えていきました。ただこれはそれまで酸素を必要としなかった生命体にとって毒物である酸素はいい迷惑。
でも酸素が増えたことでオゾン層が形成され、地上に降り注いでいた有害な紫外線を遮断することができるようになり、生命体は深い海の中から浅瀬へ進出することが可能になった。
ここまで来るのにまた15億年もかかってる(眩暈)。
ある日太古の浅瀬の海に背骨を持った生物が出現しました。博物館でアンモナイトや三葉虫の化石をご覧になった方は多いと思います。
これらは背骨がなく、大雑把にいえば、カニやエビのような外殻類やタコ、イカのような軟体動物。背骨のある生物はほとんどいなかった。(今でも全生物の5%程度)
この小さな魚(厳密には魚類ではない)は人間の祖先になる魚。浅瀬にいたという所がポイントですね。浅瀬は深い海には豊富にあったミネラルの供給が不安定だった。
そこで沢山ある時は余分なミネラルを排出せずに体内に貯蓄しておいたのが背骨だった。こうして浅瀬であっても海にいるときと同じ状態を維持することができるようになった。
背骨という海のカプセルを体内に持つことでやがて川へ、そして地上へと住処を変えることができるようになった。
背骨の中は脊髄液で満たされ、ここで血液が造られる。まさに命そのもの。背中に命の海をしょってるなんてロマンのある話だなあ。
しかしまあ。。。いろんな可能性を否定してはいけないわけで。
どこぞの星では恐竜のようなやつが前頭葉を発達させて世界を席巻し、明日の天気を予報できるくらいになってるかもしれないし。
必ずしも高等な生命体が宇宙に進出しようとは思わないかもしれない。だから宇宙人が絶対いないとは言いきれないわけだけど。。。
人間だっていつか滅んで別な生物が出現し、もっと高等な生物に進化するかもしれない。ただそいつには多分、背骨はあると思う。
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