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(お暇だったら読んでね^^)
初心者の方の絵でよくあるのが手を後ろに回してる絵。
要するに「手」が苦手なんでしょう。多分素足も苦手なんでしょうが、靴はかせときゃ足の指を描く必要がないからね〜。
私も小学生の時には苦手だったんで、一ヶ月くらい集中して練習しました。ひたすら手ばかり描き続けました。それで大分描けるようになりました。
どんな練習したかあまり覚えていませんが、小学生だったし、多分模写しまくった気がする。
「手が描けないんですー」という質問に「自分の手を見て描け」というごもっともなやり取りを見たこともあります。
描けない方はこれで納得できてんですかね?
見たままに描けるなら、誰でもそっくりな似顔絵が描けるはずじゃね?
多少は描ける方なら自分で手のポーズをとってみて描くという方法でいいと思いますが(自分も時々やる)、まるっきり描けない方は、自分の手を見ても頭が沸騰するだけなんじゃ・・・。
まったく描けない状態からの練習であれば、「トレース」から始めればいいと思うんですよ。トレーシングペーパーは100均でも売ってます。
とりあえず今手元にあるマンガ雑誌の手の部分だけをひたすら写し描きしてみる。一冊まるごと。正確に。同じようなポーズがあっても無視せずにとにかく全部写してみる。
それが終わったら、今度は写すのではなく見ながら描く、「模写」ですね。一冊まるごとやってみる。
次に自分の目指す絵柄に近いプロの方の描いた「手」の模写をしてみる。手は皆同じ形のはずですが、絵柄に個性があるように、実は手の描き方にも顔ほどではないけど個性があるんです。
自分の周りの人たちの手をよく観察してみてください。指の長さ、指と平の比率、手全体の厚みなど、意外と違います。
萌え絵を描く方で、キャラの顔は同じように可愛く描けていても、男性作者の方が女性作者より手の筋肉を強調する傾向があるような気がします。
自分の手を参考に描いてしまうせいなのか、はたまた男性の「性(さが)」が過剰に筋肉を意識させてしまうのかな〜。
模写をしばらくやってみたら、今度は自分の手を見て「リアルデッサン」をしてみる。あんまり上手く描けなくてもいいからやってみる。
この模写とリアルデッサンを交互にやり続けていると大分描けるようになると思いますよ。
骨格や筋肉を知識として覚えるのは悪くはないけど、手に関してはやはり色んなパターンをたくさん描くことが一番だと思う。
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