立ちポーズのバランス
今回は「立ちポーズ」の重心バランスの話です。
バランスをどうやってとるかは色々あるかもしれませんが、nakakoはこんな風にやってます、という紹介。
A |
B |
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いや〜毎度手抜きっぽい画像で申し訳ない^^;
「A」と「B」を見比べると、「A」の方に違和感を感じませんか?
何となく後ろにそっくり返っているような・・・・。
(陰がおかしいとか塗りのセンスが無いとかそんな事は言わないよーに)
ウチの素材を見にきてくださってる皆様の中には、そのまま使うのではなく、
模写して参考にしていらっしゃる方もいるのではないでしょうか。
模写の場合、そっくりに描けたなと思っても、全体のアタリを把握していないと
微妙にズレている場合もあるのです。
顔がズレていれば、似てないからわかるのですが、
全身の場合、部品の比率がおかしくなければ重心がズレているのに気づきにくかったりする事もあります。 |
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A |
B |
で、nakakoはどうしてるかというと、
首の中央から体重のかかっている足のくるぶしに真直ぐ線を引くのです。
ハハ^^、いたってシンプルですが、これでバランスを取る目安にします。
上の画像のアタリに線を引いてみると一目瞭然!
「A」はくるぶしより若干外側に直線がはみだしています。
ちょっとくらい・・・・と思われるかもしれませんが、このちょっとが違和感の原因だったのですね〜。
もちろん全てのポーズ、アングルにこれが適用できるわけではありません。
でも、もしあなたが描いた絵になにか違和感を感じたら、このやり方も試してみてはいかがでしょうか。
あ、ちなみにくるぶしってのは
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自分でこの「直線」を体感するために鏡(全身が映るもの)の前に立ってみましょう。鏡がなかったら家族に立ってもらいましょう。
「A」 まず両足を均等に開いて仁王立ち
「B」 そのまま足の位置を変えずに片足側に体重を移動させます。
「C」 どんどん移動させて片足のみに体重をかけます。反対側の足は地に着けているだけで、体重をかけません。
どうですか?自然に上体が体重のかかっている足側に移動していくと思います。
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正面から見て「直線」がくるぶしにぶつからなくても、横からみれば、ちゃんと直線が引けます。 |
この「直線」が引けると、動きにデフォルメを加えることもできます。
自分の描いた絵がなんか動きがかたい、でもへたに動かすとバランスがおかしくなる、という時に有効なのです。
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上の「C」画像を元に描いてみました。
う〜ん、あまりデフォルメってないかな? |
このくらいではどうでしょう。
「直線」が通っていると、これくらい体を反らせても安定感があると思います。 |
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